バルトレックス500mgの写真と体調が悪い男性のイラスト

バルトレックスは帯状疱疹の治療薬です。帯状疱疹は子供の頃にかかる水疱瘡のウイルスが神経の付け根に残り、体調が悪いと活性化され帯状疱疹として現れます。痒みや痛みのある皮膚病です。

バルトレックスでの治療と遺伝子改変による最近の医療

単純ヘルペスウイルスによる感染症としてよく知られているのが口唇ヘルペスと性器ヘルペスであり、特に口唇ヘルペスは多くの人が既に感染しているとされています。その感染力の高さが単純ヘルペスウイルスへの感染者を多くしているという状況があります。十分な免疫力があれば発症しないため、その症状に悩まされている人はそれほど多くはないものの、体調や加齢、他の病気や服用している薬剤の影響などを受けて特徴的な腫れ物ができる症状を発症してしまう人もいます。バルトレックスは抗ヘルペスウイルス薬として単純ヘルペスウイルスによる腫れ物の症状の治療に用いられる治療薬であり、その有効性の高さから頻繁に使用されてきています。こういった形で感染症として問題になることがしばしばあることの影響を受けてヘルペスウイルスについての理解は進んでいるのが現状であり、それを活用するというアイディアも世の中に生まれてきています。その一つとして最近話題になっているのが遺伝子を改変した単純ヘルペスウイルスを使って医療を行うというアプローチです。遺伝子改変によってがんの腫瘍細胞にだけ感染して増殖できるようにしたヘルペスウイルスを生み出し、これをがん治療に応用しようという試みが行われてきています。正常細胞とがん細胞を区別するというところに大きなハードルこそあったものの、実際に被験者を募って行われた試験においても生存率の延長が認められていることが発表されています。こういった形で遺伝子組み換えの技術を応用して作成した遺伝子改変ヘルペスウイルスを活用しようというのは最近の医療業界におけるトレンドであり、遺伝子治療への応用も考えられるようになってきています。